苔玉ならぬ苔皿に萌え萌えです

唐辛子の鉢にまぶした苔の残りを勿体ないので小皿に平たく伸ばして毎日水をやっていました

しばらくするとこんな感じになって苔愛好家の私のハートを萌えさせてくれました

写真ではこの小さな空間の萌え具合は上手く表現されていないのですが、立派に一つの世界を形作ってくれています

ちなみに萌えるという言葉は、草木の生え成長するサマですからまさに言葉の通り

他人から見ればこんなものと思うでしょうが、いい空間には苔が生え悪い空間にはカビが生えるそうです

近くによってよく見ると

みみず

小さなミミズがいます

コンクリートの片隅に生えてきた苔の固まりの中にもうすでに小さな生物は繁殖しているようです

一体どこからやってくるのかと不思議に思いますがいるんだから仕方がない

水と光合成で空気中の窒素を固定して苔の育った後の腐葉土を食べてさらに土を肥やしていきます

そして地上は植物の楽園となり、動物がそこで生活できるようになるのです

まるで、地球の何億年もの歴史をコマ送りで見ているような錯覚を覚えます

ちなみにこのミミズいわば人類とは兄弟のようなもの、何故かと言うと
中国の考え方では動物を5つの種類にわけます
毛のある動物、羽のある動物、鱗のある動物、甲羅のある動物、そして何もないツルツルの動物
もちろんミミズはツルツルの動物です
ちなみに人間もこのツルツルの動物に分類されるようで
まあ、いわばミミズと人間は同じ種類の生き物ということになります
一日に体重の百倍の土を食べ、土地を改良してくれるミミズたち、ミミズのいない土地には作物は育たないといいます

同類として恥ずかしくない生き方をしたいものです
 



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