営業用のタブレットを取り寄せたお礼にと昼食をごちそうになりました
場所はここ
この新しい方の深浦漁協は深浦とはなっていますが、ほとんど鯆越、深浦としておいたほうが通りが良いのでしょう
場所が場所だけに知ってる人は知っているけど、知らない人には馴染みのない場所
それでもネット上では色々と評判が良いようで、googleマップにもちゃんと名前が出ているくらいです
それにしても、漁協内にあるので漁協の入り口には「関係者以外立入禁止」と表示があり
中に入って良いものやら悪いものやらなんとも不親切な状況となっています
まあ、そんなに沢山のひとに押しかけられても困るってことでしょうし
愛南町内なら、名の通った店ではビアビアかつお自体は大抵は入手可能なので
今のままで良いのかもしれません
食堂があるのはこの建屋
一応看板は出ています
もし行く機会があったなら不安にならずに大きな顔をして入って行きましょう
建物に入ると右側に入り口があります
中はあまり飾り気のない普通の食堂です
メニューを見ると、たたきと刺し身の両方の定食がありました
お茶を運んでくれたお姉さんに、どっちが美味しい?と聞くと
今の時期ならたたきのほうがあっさりしているとのこと
たたきの方を注文しました
で、出てきたかつおのたたき定食
ご飯が多いのは、連れて行ってくれた人がご自分の健康のためごはんを分けてくれたお陰です
お味の方は、甘みがって張りがありビアビアの名にふさわしい上品でなおこってりとした癖のない美味しさでした
ごはんを分けてくれた人は刺身の方を頼んでいて、一切れ分けてくれたのですが
こちらはこってりと脂が乗り、口の中でもちもちとした食感が印象的で酒を飲みながらならこっちかなと思いました
その昔、深浦港は日本一のかつおの水揚げ量を誇っていたようで
その頃の栄光よ再びということでブランド化に努めているようです
実は私、深浦生まれ、産婆さんに自宅で引っ張りだされたということなので本当の深浦産です
ちょうど、生まれた頃が最盛期の深浦港で、今でもよくこんな小さな町が日本一になれたものだと感心しますが
当時、この辺から高知にかけての漁港で一番良い値をつけてくれたのが深浦港だったそうです
そうすれば勢い船も集まるというもので、高知からのの漁船がたくさん集まってきたので日本一になってしまったのが真相のようです
今では物流の進歩でどこの港に持って行っても大差はないので、今後極端に水揚げ量が増えることはもうないと思います
ビアビアかつおのブランド化、上手く行ってくれればいいのですが
と、まあ、そんなことを考えながら全部おいしく食べきってしまいました
ちょっぴり寂しげな漁協を後にします