先日タブレットを手に入れたFさん、営業で広島に行った際にこんなサイトを紹介されたそうです
Two Dollar Click 広告を見るだけの日本で言えばお小遣いサイトの海外版
というか、お小遣いサイトがこれの日本語版なのでしょうけどね
Fさんはおん歳74歳、まさかこの年令でこんなものに興味をもつとは驚きです
で、詳しく事情を聞いてみると
広島に営業に行った際に、そちらの知人から紹介されたそうです
紹介してくれた人もオーバー75
いったい高齢者の間で何が起こっているのでしょうか?
興味はつきません
紹介者も誰かから紹介されたそうで、三枚ほどの用紙にサイトの登録方法とやり方を簡単に説明した物を渡され
やってみようとしたのはいいけど、うまくいかないので私のところに来たしだいです
サイト自体はもう何年も続いているのでそれほど胡散臭いものではないのかもしれませんが
サイトのコンセプトは、広告をクリックすることでクリックした人が報酬を得る点にあるのですが
その報酬、一体誰が払うのでしょうか?
サイトの運営者からサイトの利用者に支払われるのは間違いないのですが
サイトの運営者はその費用をどこから得ているのか?
広告をクリックしてもらうことで一体誰が特をするのか?
インターネットを使ったマーケティングに興味があり、広告を利用する側の私にとってはできれば存在してほしくないサイトの一つです
ですがまあ、そういうものも含めて世界は成り立っているのでしょうから、やりたい、利用したい、という人がいるのならそれはそれで認めないわけにはいきません
で、サイトの登録と報酬の受け取りに利用するpaypalのアカウント作成、銀行口座の登録、サイトの実際の使い方などを一通り実演して説明いたしました
なれないタブレットと格闘して、どうにか出来るようになったのは三時間後
操作の手順をまとめたメモを渡し何とか終了
一日に一時間ほどで100ドル程度、10日で千ドル位になる計算です
千ドルから引き出すことが出来るらしいのですが、手続き終了後二ヶ月から三ヶ月後の振込です
金額の単価が大きいのと、引き出す期間が長いのとがどうにも怪しい雰囲気を醸し出しているのですが
ダメ元でやってみると、本人はいたってヤル気満々
そのモチベーションは一体どこから来るのでしょうか?
帰り際に、これで儲かったらお前に車を買ってやると言って帰って行きました
別に車は欲しくありませんが、気持ちは嬉しいです
良い結果が出て欲しいような出てほしくないような、フクザツな心境です