2缶開けて、味がぜんぜん分からなかったのが悔しくて
ついつい3缶目にも手を出してしまいました
(結局その日のうちに全部開けてしまったのですが…)
初日は結局、どの缶も味わえることなく終わってしまいましたが
後日吸い直すと、今回購入した5缶の中で一番繊細な感じがしました
ラベルには、100%トルキッシュと明記されています
甘みは少なめですがコクがあり
少し酸味のある、特徴のある喫味でした
上手く言えませんが、青野菜のサラダの風味のような感じで
オリエンタルが好きな人は、この感じを求めているのだろうなと思いました
開缶当時は気が付きませんでしたが、写真ではたばこ葉に青いものが混じっていて
素材の新鮮さを感じさせます
D&Rの製品は、ブレンドや加工で美味しさを演出するのではなく
素材をあまり加工せず出来るだけそのまま届けることをよしとしているように感じます
翌日、フタを開けてみると、前日のように青い葉は見られず
一様にブラウンに変わってしまっていましたので
開缶後に一気に熟成が進んだのではないかと思っています
どちらかと言うと好みではないのですが
爽やかで後味がいいのは他の缶と同湯で
くどさやえぐさが全くないのは好印象でした
最近、柘さんのところで一部の銘柄を国内販売しているようですが
柘さんで取り扱っている他のブランドのGLピースやマクレーランドなどの
ブランドとは対極のコンセプトが災いして
売り込みには苦労しているようです
ハイエンドな製品が、わりと水分量の多い状態でパッケージングされているのに比べて
安っぽく見えてしまうのが原因ではないでしょうか?
私の場合は、いつも開缶後しばらくしてからのほうが美味いといつも感じるので
D&Rの製品を好意的に見てしまいます
エイジングの記事で缶のままで置いておいてもエイジングはあまり進まず
一度空気に触れた状態である程度の空気を含んだまま保存するとエイジングが進む
と読んだのを思い出しました
素材そのものは申し分の無いブランドなので
ご自分でたばこの状態を管理できるスモーカーには
案外受けるのではないかと思うのですがどうでしょうか
アメリカでは人気もあり、そこそこ売れているようなので
興味のある方は是非試してみてください