アルモニアと一緒に開けたのがこれブリガム
ドイツで製造してアメリカで販売してるブランドのようです

缶の説明を読むとよく熟成されたバージニアにストーブドバージニアを混ぜていると書いてあります
甘党の私には期待を抱かせる説明です

こちらもベッタリと張り付いています
しかもこれが取れにくい…
缶を開けた時の匂いはほとんど無く
鼻を近づけると、たばこらしいちょっと饐えたような匂いがするだけです
おそらく、何の着香もしていないバージニアのブレンドなのでしょう

カットは粗解しのフレークみたいな感じで
個人的にはほぐしきったタイプよりは扱いやすくて好みです

で。早速喫ってみました

匂い同様、始めの内はあまり明確な味はしませんが
意外とフルボディーな感じで
うっかり喉に吸い込むと咳き込んでしまいます

燃焼が安定捨てくると
奥の方からコクのある甘みが出てきますが
良く気をつけないとわからないぐらいです

雑味はなく、終始たばこ感だけはしっかりとあり
甘みより酸味のほうが強いぐらいで
味覚にならないコクのようなものを感じます

強いて言うなら美味い珈琲をブラックで喫するといった感じで
甘みが奥から染み出してくるように味わえます

吸い終わると舌にしびれを感じで
ピリ辛系の一歩手前といった感じです

時々ほのかに感じる甘みを味わう大人のブレンドみたいです

ラタキアやペリク物のような個性はありませんが
これが本来のたばこらしさなのかもしれません

どの銘柄もそうですが
1缶開ける頃にならないとその銘柄の持ち味みたいなものがわからないことがあるので
この銘柄はそんな種類の一品なのかもしれません

お子様味覚の私にはちょっと敷居が高いブレンドでした