同時に複数の銘柄を試すと喫方が定まらず、どれもうまく喫えなくなってしまうので嫌なのですが、パーペリクが喫いづらいのでもうひとつ開けてしまいました

こちらもバルク物

ジョンパットン、全く聞いたこともないブランドです

見た感じ水分量が少なめだったのでこれをチョイス

缶に移し替えると

あふれるほどの量でした

予想通り水分少なめ、というか少し乾き気味
D&Rの製品に近い乾燥具合でプレミアムな感じはあまりしません

缶の方は無理やり押さえれば蓋が出来るので早速喫ってみました

乾燥しているので詰めるのは楽チン
ギュウギュウに押し込んでしまいます

火をつけると乾燥しているにも関わらず意外と付きにくい
しかもついてもやたらとカサカサした辛味がして喉がイガイガしてきます

しまったこれはハズレと思いつつもしばらく喫っていると
トップが灰になってカタチが出来上がった頃から味が豹変してきます

それまでのイガイガ感が消え蜂蜜を薄めたような甘さが口の中に広がってきます
それ以降は吸い込むほどにコクが出てきて、吸い終わる頃には蜂蜜のような濃い甘さが味わえます

吸い終わりは突然で、火がつかなくなったと思ったら全て燃え尽きてしまっている感じ
灰を捨てるときにピックでつつかなくてもスナップをきかせると全部出てしまいます

物臭な私にはほとんど理想の燃え方と味わいですが
着火直後のシガレットを吸っている時のような感じを嫌う人には向いていないかもしれません

少し加湿すれば良いのかもしれませんが、それで燃え残りが出てくるくらいなら今のままの方が良い
というのが私の判断ですが、お好みで加湿されるのもありでしょう

乾燥気味故にふかしすぎると辛味が出てきますが考え事などをしながら喫うのには向いているのではないでしょうか？

まあ、この辺は好みの問題でしょう
味にコクはあっても深みがなく若干安物感はありますが、これほどイージーに扱える銘柄は他に見当たりません

ジョンパットン、アメリカンには人気があるのではないかと想像してしまいます