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「何をやっても中途半端」
この言葉だけはいつも胸に突き刺さってしまいます

　
自分の人生を振り返ってみた時に、いつも浮かんでくるのがこの言葉でした

その時時でベストは尽くしてきたつもりだし、そのことに後悔はないのですが、いつも決まってそれまでとまったく違う世界に飛び込んでしまう自分がいました

バイクが好きだからバイク便

ビルにロープでぶら下がって窓を拭いているのを見てビル清掃の仕事に

生活のためにエレベーター屋に

手に職をつけようと溶接工に

人に頼まれ造船所へ

工場づとめも気楽でいいかと電車を造る会社へ

それに飽きたらトラックの運ちゃんへ

大きな機械の運転が楽しくて免許や資格を取りまくり重機のオペに

毎日同じことの繰り返しにあきて、もっと頭を使おうと建築営業へ

人に使われるのは嫌だと中古車屋さんの代理でネットで中古車の販売を

どの時も自分の力を出し切ってそれなりの結果は出してきたのですが
どの世界でも一番にはなれませんでした

当然一番になれるのは一人しかいないので
一番になれなかったことにはそれほどの負い目はないのですが

仕事の内容が変わるたびに
「何をやっても中途半端」という言葉が心のなかにうかんできてしまいました

自分で自分のことを器用貧乏と位置づけ、頑張るのをやめようと
父親の亡くなって住む者のいない「海付き庭付き、一戸建て」に帰ってきたのが今の自分の状況でした

人に迷惑を掛けない範囲で、できるだけぐうたらに生きることを目標にして
必要最小限の生活をひがんだ気持ちとは無縁に生きていこうと決めての生活でした

ちょっと仙人のような、無欲なプチ悟りの境地にいるつもりでしたが
生きてる限り人間には欲望が尽きることは無いようで

自分のやりたいことを実現するためにお金持ちになろうときめました

そう思ってあがき始めると
平穏だった生活の中に沢山のチャンスが潜んでいることに気が付きました

まだ結果は出ていませんが

少なくとも色んな事にがむしゃらに手を出してきた過去の自分にもう一度立ち返って見よう
と決心してしまいました

あの頃は、やりたいことがあればどこにでも行ってしまいましたが
今はこの地のこの場所で出来るだけのことをしてあがいてみようときめました

そうなると、出来る事は限られてきますが
逆にその事に集中すれば良いだけなので迷いはありません

　
そんな時に、見ることができた今回の動画

何か、誰かに後押しをしてもらっているような
少しだけ勇気をもらったような
そんな気がしてなりません