東洋のマチュピチュ 別子鉱山跡に行ってきました

観光地にもかかわらず
信じられないような細いくねくね道を
対向車に気をつけながら延々と登り続けやっと到着したのが
東平と書いてとうなると読む目的地の鉱山跡でした

我が娘ながら時々わからないのですが
この場所のキャッチコピー「マチュピチュ」に異様に反応していました

普通年頃の女の子はこんなところに来ても嬉しくないと思うのですが
そのはしゃぎ様たるやちょっと怖いぐらいです

なにか悪いものに取り憑かれているのではないかと心配してしまうほどです

でもまあ喜んでいるようなので良しとしましょう

山の中の鉱山跡ということで
どこもかしこも斜面だらけ

麓と物資の遣り取りをするためのロープウェイが設置されていた跡が上の写真です

古い時代の設備なので何やらラピュタの世界のような雰囲気があり
銅山という特殊な環境の器械や設備は見ていて飽きませんでした

遥か彼方に別子の街が見えます

こんな山の中で来る日も来る日も鉱石を掘り続けたわけですが
救いは学校や住宅まである一つの街になっていたことでしょう
閉山され今は廃墟となっていますが
往時を偲ぶことが出来る貴重な遺跡となっています

ロープウェイがの他に鉄道も通っていたようでその駅の跡が上の写真です

博物館の前に古い地図がありました

山の斜面に幾つもの建物や設備が立ち並ぶさまは壮観だったことでしょう

駅の跡が銅製品の販売所になっていました

そして博物館には銅を使った様々な品物が展示されています

鉱山の作業ということで
酸素を消費しないように
電気や空気圧を利用した
今見ても先進的な装備が使用されていたようです

それでも仕事に向かうときには不安に駆られることもあったのではないでしょうか?

気がつくと遠い昔に引きずり込まれてしまいそうになりました

帰ってこれなくなる前に遺跡を離れることにしました

 



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