4缶目はローランドシルバー、もうこの頃には久々にたばこを喫ったので舌が出来上がっていないだろうと見当はついたのですが
ひょっとしてたばこが悪いのではないかと疑い4缶目に突入です
缶を開けるとバニラのようなアーモンドのような香ばしい香りが漂います
着香系とは思えなかったのでラベルと見てみると
ライトなアメリカンブレンドと書いてあります
思うにこれがバーレーの香りなのでしょうか?
よくバーレーのナッティーな香りと説明がしていることがあるし
アロマのことは何も触れていなかったので
ブレンドをマイルドにするために入れられたバーレーのものでしょう
早速吸ってみましたが、案の定、はたばこを喫ってる感じはするものの
味までは分かりませんでした
香りに甘みを連想して、強く喫いすぎたのも悪かったかもしれません
後日、何度か喫い直してみたところ、ようやくこのブレンドの特徴がわかりました
普段はあまりブレンドのことなど考えずに
甘い=うまい!
という単純な判断しかしてこなかったのですが
こんな風にレビューまがいのことを書くとなるとそういうわけにも行きません
そこでいろいろ考えながら喫っていたのですが
バーレーの特徴が良く出ているブレンドなんだろうなと結論付けました
甘いが酸っぱいに切り替わるギリギリのところで軽く干し草のような香りもします
タバコ感はあるのですが、キツイというよりカライと言った感じで
口の中にヒリヒリとした感じがします
喫うのをやめればおさますので、これがバーレーの喫い味の特徴なのだと思います
慣れるとなかなかいい感じで、バーレーの好きな人はこの感じが良いのだろうなと思いました
キツさが体に来るのではなく、口の中だけで収まり
さっぱりとした喫い味は、口直しに調度よい感じでした
旨味のない代わりにくどさもなく
味よりも香りで楽しむという印象
マイルドなので、うっかり空腹時に喫っても安心です
それでいて、たばこを吸っている感じはしっかりしているので
ベタ甘なたばこが嫌いな人にはお勧めでしょう
あまりこれまでそんなことを考えながら喫ったことがなかったので
新鮮な発見でした
私の場合は甘さばかり求めて喫ってしまうので
味がしないとふかし気味になってしまい
バーレーを使ったブレンドの微妙な味わいに気が付かなかったようです
そう思い直して喫うと、これはこれで美味しいたばこです
特に、どんな時でも気軽に楽しめる軽さに好感を感じます
きざみの大きい割に火持ちも良いので
ムキにならずにリラックスして喫えるのも特徴です
ローランドシルバー、節度ある大人のたばこ、と言った感じでしょうか