宿毛まで出かけたついでにほとんど通る人もいない海沿いの道を走ってみました
今でこそ立派な道が付いていますが、その昔は細い未舗装の道しかありませんでした
その途中にある愛媛県最南端の小学校のある部落、中玉
今は住む人も少なく廃校になった小学校を覗いてみました
どこからおりていいのか分からず通りすぎてしまいましたが
気になってもう一度引き返しての見学です
浜にまで降りて当たりを散策してみます
残念ながら砂浜ではありません
近くに川もなく、太平洋の荒波にもまれているのでどうしてもこうなってしまいます
浜から振り返ると斜面にそって家が立ち並びます
私の先祖の住む柿の浦もこんな感じ
子供心になんでこんな厳しい土地にしがみつくように住んでいるんだろうと不思議に思ったものですが
人間というのはそういうものなのでしょう
電気も水道もない時代にどんな生活をしていたのだろうと思うと
ご先祖様には頭がさがる思いです
で、気になる小学校を訪ねてみました
校庭には、一人おばさんがいたので話しかけてみした
今は集会所になっているようで
校舎の中は健康診断やカラオケの設備があり
夏の一時期にはバーベキューなども出来る宿泊施設も増設されていました
造りが小学校のままなのでちょっと不思議な雰囲気が残っています
宿泊施設の方はこんな感じで
今はシーズンでないので雨戸が閉ざされていますが
とてもきれい
誰でも申しこめば利用できるそうですが
果たしてどれだけの人が利用するのでしょうか?
海が見渡せる小学校は今は住む人も2家族だけの小さな部落で
訪れる人をじっと待っているようです
環境的には電気も水道もあり宿毛からなら30分程度の道のり
ちょっとした別荘地にでも使えるのではないでしょうか?
何とか有効活用できないものかと考えながら帰途につきました