若いころ、本気で国外に脱出するつもりでまずは言葉が喋れなくてはと英会話の学校に通っていたことがありました
その学校は教師がすべてネイティブで、授業料をチケットで先に支払い、購入したチケットの分だけ授業を受けられるというシステムでした
自慢ではありませんが学校での英語の成績は最低で、高校進学時にはそれを理由に受験する高校を限定されてしまったくらいです
人間目的が決まれば能力や才能とは関係なく結果は後からついて来るもの、払った授業料のもとは取らなければと、辞書を片手に自分の言いたいことに必要な単語をかき集め、文法も無視してひたすらしゃべりまくりました
結果、二ヶ月後には教師から後は実際に国外で生活するだけとのお墨付きを頂けました
ちっともきれいな発音でもなく、文法もめちゃくちゃでしたがそれでも言いたいことは伝わったようで、最後にはほとんど教師は喋らず、こちらの喋っていることを聞いているだけ、みたいな状況だったのでホントは私の相手をするのが嫌だっただけかもしれませんが、ガイジンに対して臆することだけは無くなりました
その後状況が変わり、結局国外で暮らす機会はなく長い年月が経ったので、あの頃のようにガンガンしゃべることはできませんが、思いついた単語だけでも結構コミュニケーションはとれるもの
もう少し若ければ、なんて言い訳はしたくありませんし、すべての日本人が英語を喋れる必要があるとは思っていませんが、それでも、チャンスのある人には若いうちにぜひ習得しておいてほしいスキルの一つだと思います
英語の発音、聞き取りのキーワードはフォニックス
後は、伝えたい気持ち、それだけだと思います